【第0回】吉長博の多眼カメラ入門講座「多眼カメラってなに?」
2017/01/30
(執筆:CREM編集部)
クリエイター:吉長博
フリー映像クリエイター。東京を中心に活動。動く立体写真GIFはGIFアニメコンテスト「theGIFs」で、アート部門賞を獲得。アクション映画好き。落語好き。SF好き。洋楽好き。立体写真好き。
そもそも多眼カメラって何ですか?
第0回ではまず、本連載で「立体写真の作り方」についてお伝えする前に、「一体多眼カメラって?」、「立体写真ってそもそも何?」というところから簡単にご紹介していきます。
Nishika N8000
「多眼カメラ」と聞いてもピンと来ない人がほとんどではないでしょうか。デジタルカメラが日進月歩する中、肩身を狭くするフィルムカメラ。今回ご紹介するのは、その中でも更に変わり種な「多眼フィルムカメラ」です。ご覧のとおり、レンズが複数個横並びになっているがゆえに「多眼」と言われる訳ですが、このカメラ、一体どんな写真が撮影できるのでしょうか。
どんな写真が撮れるの?
多眼カメラはレンチキュラーと呼ばれる、「見る角度によって異なる像が現れる写真」を撮影するために登場したカメラです。レンチキュラーのプリントサービスがなくなって出番を失いかけた多眼カメラでしたが、パソコンやスマートフォンの普及により、画面上に立体視のGIF画像として表示出来る様になりました。どのような写真が撮影できるのか、ここではまず日本の立体写真(wiggle3D)の先駆者である吉長博さんの作品をご紹介します。
多眼カメラの始め方
ここまでご覧頂いて、興味を持って頂けた方も多いのではないでしょうか。ただ、ここで当然浮かぶのは「自分でも始められるのか?」という疑問。しかし、多眼カメラは比較的簡単に、比較的お気軽に始めることが出来るのです。ものにもよりますが、カメラ本体は1,000円前後、フィルムや現像代等の雑費を含めても5,000円あれば、余裕を持って制作環境を整えることが出来ます。写真・カメラに興味のある方、あるいは新しい趣味を探している方には、まさにピッタリなのではないでしょうか。次回はカメラ等機材の選び方から撮影準備まで吉長さんにご紹介いただきます。どうぞ、お楽しみに。
(執筆:CREM編集部)
クリエイター:吉長博
フリー映像クリエイター。東京を中心に活動。動く立体写真GIFはGIFアニメコンテスト「theGIFs」で、アート部門賞を獲得。アクション映画好き。落語好き。SF好き。洋楽好き。立体写真好き。
【関連リンク】
吉長博立体写真GIF作品ページhttp://gifmagazine.net/users/4935/profile
前回インタビュー記事一覧:http://cre-m.jp/category/creator/yoshinaga_hiroshi
yoshing blog:http://yhmv.blogspot.jp/
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