そこはかとなく好奇心を刺激するクリエイターの秘密基地。

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一人前になるために必要な事とは?【第1回】若きCMディレクターのモガキ~おまえらはコジキだ

一人前になるために必要な事とは?【第1回】若きCMディレクターのモガキ~おまえらはコジキだ

ーー 学生時代から現場に出て、厳しい環境にいるともの作りの大変さも味わうのではないでしょうか?

  

岡崎 さっきの話にも出た映画の現場とか、修羅場を色々と経験して、その後、美術を担当して自分の裁量で仕事をさせてもらったことがあるんです。“モノ作り”に触れた瞬間でしたね。また、いろんな現場に行くことで制作に関わる雑務を一通り覚えることもできましたし、他の人のやり方を観ることができたのも新鮮でした。大変だけれど、それがあるから楽しい。生意気だけれど、学生の頃から「自分ならこう撮る」っていつも考えていました。

  

映像で食っていく君へ【第1回】若きCMディレクターのモガキ~おまえらはコジキだ

松澤 そういうところがないと駄目かもしれない。

  

岡崎 いまはまずCMディレクターとして一人前になりたい。クライアントの要望を満たした上で、自分のこだわりを盛りこんでいく。このバランスを間違えたらダメなんですけど。

  

松澤 CMは作品であると同時に商品だからね。そこは大事。

  

岡崎 どういうトーンで撮るかというところは外してはいけないんだと思ってます。その中でどう味つけするか。

  

ーー 同期の仲閒とはいまでも連絡は取っているんでしょうか?

  

岡崎 このあいだ、同期に仕事を頼みましたよ。それだけじゃなくて、現場に行くと知った顔がいることが増えてきました。現場で怒鳴られた人とか、先輩とか、同期とか。そういった意味では、ものすごく助かっています。知った顔がいると現場の怖さもやわらぎますし。

  

松澤 だんだん業界にUTBのOBも増えてきているし、先輩が学生を現場に呼んだり、僕自身、仕事を学生だけじゃなく、OBに頼むことも増えてきてる。

  

岡崎 学生時代に怒鳴られたりして踏み付けられた経験が大事なんだなと、今になって気が付きますね。

  

映像で食っていく君へ【第1回】若きCMディレクターのモガキ~おまえらはコジキだ

松澤 僕の頃は学生時代に踏まれなかった。だから卒業してから苦労したんだよ。それで学生には厳しいことを言う。麦踏みっていうよね。麦は踏まれて強くなる。それと同じ。

  

ーー 仕事を通して、モノ作りのむずかしさを感じるときはどんなときでしょう?

  

岡崎 いつも、ですね。いま思っているのは、CMディレクターとしてこれからもやっていけるようになること。いまは、会社の看板で仕事をしているんです。そこから抜けだして「岡﨑に頼みたい」といわれるように、5年以内にはなりたい。そのためには、まず作り続けることが一番大事だと思います。いろんな現場を経験して、仕事で藻搔いて。いまでも自分が撮ったモノを人に見せるのは怖いと思うときがありますよ。ただ、だからこそ、もの作りができるんだと思います。今感じるのは、例えば将来、映画監督になろうと思ったら、「どうすればいいのか」がわかってきているんです。それはUTBにいた頃から経験してきたことが繋がっていて、入学前はぼんやりと「映画監督になりたい」と思っていたのが、「なるためにはどうすればいいか」がわかっている。それは現場の現実を教えてくれたからだと思うんです。「やりたいからやるんだ」という気持ちがあるから、どんなに厳しくても続けていけるんですけど、それも一人だと大変。理解してくれる人がいるとものすごく楽になる。そういうときに同期や先輩は助けになりますよね。現場を知っていることと仲間がいること。それが一人前になるためには絶対に必要なんだと思います。

  

映像で食っていく君へ【第1回】若きCMディレクターのモガキ~おまえらはコジキだ

松澤 1年制の良いところで、先輩後輩っていっても、学生時代に直接の上下関係があったわけじゃない。先輩はもうプロだし、自分が後輩の面倒を見るときには自分がプロ。余計なわずらわしさがないんだよ。

  

岡崎 そういえば、松澤さんはこれからどういう作品を撮りたいんですか?

  

松澤 最近考えているのは、自分がこれからどれだけの作品を作っていけるかっていうこと。時間は限られている。そこで発想を変えて、自分がで教えた学生達が一人前になって撮った作品、それも僕が関わった作品だと思うようにした。これから先、スターウォーズのエンドロールに教え子の名前が出るかもしれない。そうしたら「コイツは俺の教え子だ」って自慢できるね。

  

岡崎 僕も「このCMを撮ったのは俺の教え子だ」って言ってもらえるようにならないと。

  

松澤 大丈夫、もう言ってるから。

  

あなたが選ばなかった選択ではどのような未来があったのでしょうか?

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UTB映像アカデミーとは

今回Creator’s MAGAZINEがタイアップさせて頂きました、UTB映像アカデミーはインディーズ映画監督という肩書のフリーターを輩出する学校ではありません。きゃりーぱみゅぱみゅ、EXILE、E-girls、AKBなどのアーティストから、TV番組まで様々な制作現場、撮影現場に実際に参加します。年間600本を超える数多くの撮影現場で「実践スキル」を磨き、1年という短期間でプロの「実績」・「人脈」を作れます。だから、UTBは4年連続、就職100%しかも卒業後、プロとして活躍できる人材に育てる。徹底的に現場力を身につける学校です。10年後やりたいことを仕事にしたい大学生、フリーターの方、本当にやりたいことを仕事にできていない社会人の方、もしよろしければオープンキャンパスに参加をしてみませんか?
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[執筆]里田実彦 [撮影]喜久里周 [サポート]篠宮航太 谷口敦紀 津田泰平 [企画/編集/GIFアニメ制作]大野謙介

公開日:
最終更新日:2015/02/12