夢の続きを一輪に託して 簪作家・榮 -sakae-
「息をのむ美しさ」という言葉を、形あるものに変えるとしたら…きっとこんな風になるのでしょう。簪作家の榮さんは、樹脂とワイヤーからお花や蝶蝶の髪飾りを作っていらっしゃいます。ありのままの自然が美しいのは言うまでもありませんが、人の手によってこれほど美しく表現されるのかと思うと、人間の創造力の素晴らしさを感じずにはいられません。作品はネットオークションのみでの販売。落札できたら、きっと一生の宝物になりますね。今回、CREMをご覧のみなさまへ榮さんからメッセージを頂きました。何を伝えたいと願えば、このような作品が生まれるのか…その答えをお届けします。
(執筆:CREM編集部 丸山亜由美)
クリエイター :簪作家・榮 -sakae-
「夢のように綺麗なもの、美しいシーンを見たくて作っています。思い出の中に咲く花は、現実よりも透明感があって光を帯びていると思うんです。わたしは個性的な人間ではなく極平凡な人間ですから、きっと大多数の人の頭にも同じ花が咲いてるはず…。夢の花の実体化、透明で光をたく花を見る幸福感、これを共有したくて作ってる気がします。“奇跡を目にした時のような感動が込み上げてくる” “夢で見たものと同じ” そう言っていただけた時はとてもとても嬉しかったです。」
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