もはや人間では表現が不可能⁉︎進化し続ける未来のファッションショー。
2016/07/20
※本連載ではご紹介する海外クリエイター様に許可を頂いて執筆をいたしております。
連載:海外映像作品の旅
本連載では、海外クリエイターの映像作品を中心にご紹介します。面白い作品から、不思議な作品、感動する作品をピックアップしGIFアニメーションを用いてご紹介します。クリエイターの創作哲学や作られた背景に触れる旅をご一緒しましょう。
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近日世界で開催されるファッションショーでは、一般の人から見ると到底理解できない奇抜なファッションが注目を集めています。一人の人間をクリエイターの概念で着飾り、一つの芸術作品として評価されるのです。中でも最近話題になったのは、6月10〜13日に開催された2017春夏ロンドン・メンズ・コレクション。ここではついにモデルが人間ではなく操り人形という作品がランウェイを歩いたのです。人間が必要ないファッションショーも今後は当たり前になってくるのでしょうか。
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今回ご紹介するのはHELMUT BREINEDER氏の『PORTER DES CHOSES / WEARING THINGS』。前途でも述べた、モデルが人間ではない未来のファッションショーの様子をCGアニメーションにした映像作品です。作中には全く種類の異なった4人のモデルが登場します。それぞれに共通している点は自力で「歩ける」という点。そこ以外は全く様子が異なり、芸術センスの幅を感じます。
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ショーが終わるとメンバーはアフターパーティーへ。外見が人間とかけ離れているためショーでは無機質な印象を持ちますが、パーティーでステップを踏んでいる様子を見ると生き生きとした人間味あふれる姿そのものです。人間を着飾ることには限界があります。芸術の表現の幅は常に進化し続け、ファッションショーもそれに対応してゆくのです。
『PORTER DES CHOSES / WEARING THINGS』by HELMUT BREINEDER
【出典】https://vimeo.com/174201461
【HELMUT BREINEDER氏ホームページ】http://www.spot11.com.br
執筆:CREM編集部(矢島智広)

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