ビルがぐにゃぐにゃに⁉︎カオスな軟体建造物の数々。
※本連載ではご紹介する海外クリエイター様に許可を頂いて執筆をいたしております。
連載:海外映像作品の旅
本連載では、海外クリエイターの映像作品を中心にご紹介します。面白い作品から、不思議な作品、感動する作品をピックアップしGIFアニメーションを用いてご紹介します。クリエイターの創作哲学や作られた背景に触れる旅をご一緒しましょう。
posted by crem to GIFMAGAZINE
天に届かんばかりの高い建物が連なる摩天楼。まっすぐに伸びたその姿に、初めて見る人はおもわず頭をまっすぐ上に見上げてしまうでしょう。今回ご紹介するのはAUJIK氏の『Spatial Bodies』。垂直なビルがまるでチューブのようにぐにゃぐにゃとねじ曲がった様を芸術とした実験的映像作品です。
posted by crem to GIFMAGAZINE
煙のように拡散されたマンション、サボテンのように分岐するビル、道路はツタのように建物に絡みつき、人工物がまるで植物のようです。地面にひかれている道路には平然と車が行き交い、そのギャップにシュールさを感じます。
posted by crem to GIFMAGAZINE
あなたの見覚えのある光景がふと写り込んでいるかもしれません。なんとこの作品の舞台は日本の大阪なのです。氏は建造物という有機体で本来ならありえない空間の埋め方をしたいと述べていました。加工している部分としていない部分を両立させることによって作品の中にカオスな印象を生み出しているのです。
『Spatial Bodies』by AUJIK
【出典】https://vimeo.com/174312351
【AUJIK氏ホームページ】http://www.aujik.com
【Facebook】http://www.aujik.com
執筆:CREM編集部(矢島智広)

(いいね!で最新記事を毎日受け取れるみたいですよ)
あなたの好奇心を刺激する
コラム、ビジュアルビュース、GIFマンガ、海外映像作品紹介記事を毎日配信