この世のすべての動物・昆虫にとって「人間」は”悪”である。
※本連載ではご紹介する海外クリエイター様に許可を頂いて執筆をいたしております。
連載:海外映像作品の旅
本連載では、海外クリエイターの映像作品を中心にご紹介します。面白い作品から、不思議な作品、感動する作品をピックアップしGIFアニメーションを用いてご紹介します。クリエイターの創作哲学や作られた背景に触れる旅をご一緒しましょう。
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いうまでもなく、この世の生物上のヒエラルキー、最上位に位置するのは私たち人間です。家畜として、当然のごとく牛や豚を食べますし、山の中で暮らす動物が人里に下りれば、駆除という、人間目線の理由で殺してしまいます。人間以外の生き物から見れば、我々人類はもしかしたら”悪”そのものなのかもしれません。
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今回ご紹介する作品は Media Design School制作の『Accidents, Blunders and Calamities』。今作では、ポッサムのお父さんが子供たちを寝かしつける間に、いかに人間が恐ろしいかが記された本を読み聞かせます。AからZまで、それぞれの頭文字を持つ計26匹の動物・昆虫が、どのように人間に殺されてしまったのかを1つずつ説明するのです。まだ幼い子供達は笑いながら話しに耳を傾けますが、その実なかなかに現実的で残酷です。
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話を読み終え、お父さんが外に出るとなにやら人間の気配が。しかし辺りに人の姿は見えません。まさにミイラ取りがミイラになる、といったところでしょうか。悲しいエンディングはぜひ、ご自身の目でご覧になってみてください。
『Accidents, Blunders and Calamities』by Media Design School
Accidents, Blunders and Calamities from Media Design School on Vimeo.
【出典】https://vimeo.com/172490277
【Media Design School ホームページ】http://www.mediadesignschool.com
執筆:CREM編集部(高橋深)

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