「世界から人間が消えたなら。」飼い主のいない世界に生きる猫たちの話。
※本連載ではご紹介する海外クリエイター様に許可を頂いて執筆をいたしております。
連載:海外映像作品の旅
本連載では、海外クリエイターの映像作品を中心にご紹介します。面白い作品から、不思議な作品、感動する作品をピックアップしGIFアニメーションを用いてご紹介します。クリエイターの創作哲学や作られた背景に触れる旅をご一緒しましょう。
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川村元気原作の小説「世界から猫が消えたなら」。つい先日には映画化されたこともあって、皆さんも耳にしたことのある作品名だと思います。さて、今回皆さんにご紹介する作品は、それとは全く反対の視点から描いた作品『The cats are on their own now.』。人間の消えた世界で猫はどのようにして暮らしているのでしょうか。
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時は20XX年。すっかり文明が荒廃した地球で、二足歩行で歩く猫たち。人に頼ることのできなくなった彼らは、しっかり地に足をつけて懸命に生きていました。でもふとした瞬間に、大好きだった飼い主との日々がフラッシュバックしてしまうのです。捨てられた手袋を見つけると、何度も頭を撫でてくれた暖かくて大きな手が。鈴のような音が響くと、一緒にボール遊びをした楽しい時間が。まるで白昼夢を見ているかのように、ぐるぐると頭の中を巡ります。
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猫たちの無垢な愛らしさに、少しの癒しと物悲しさを感じます。仮想の世界であるにもかかわらず、上手に猫たちの感情が描写された情緒的作品、ぜひ皆さんにもご覧下さい。
『The cats are on their own now.』by Linnea Sterte
The cats are on their own now. from Linnea Sterte on Vimeo.
【出典】https://vimeo.com/164304093
【Turn de Casette】http://turndecassette.tumblr.com
執筆:CREM編集部(高橋深)

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