カメラを限界まで分解⁉︎立体が平面の芸術作品に変身。
※本連載ではご紹介する海外クリエイター様に許可を頂いて執筆をいたしております。
連載:海外映像作品の旅
本連載では、海外クリエイターの映像作品を中心にご紹介します。面白い作品から、不思議な作品、感動する作品をピックアップしGIFアニメーションを用いてご紹介します。クリエイターの創作哲学や作られた背景に触れる旅をご一緒しましょう。
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勉強中、集中力が切れた時、シャープペンシルを分解した経験はありませんか?物事に疲れた時の気晴らしでなくても、私たちは「仕組み」のある物体を見ると好奇心からついつい分解したいという衝動に駆られます。今回ご紹介するのはMaison Carnot氏の『DISASSEMBLY』。一緒に私たちの身近にある精密機械、「カメラ」を分解していきましょう。
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本体とレンズに大きく分け作業を進めていきます。レンズは形通り円形のパーツで構成されているようですね。たくさんの輪っかが次々と出て来ます。一方本体部分は中身が複雑な構造のため、米粒レベルの小さいネジから、本体外側のプラスチックまで、様々な形のパーツが姿を現します。しかしただ分解するだけでは終わりません。バラバラになった各パーツを額縁の中に入れ、芸術作品に変えてしまおうというのです。
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分解した各パーツを規則正しくフレームの中に収めると、そこには握ることのできた立体的なカメラの面影はなく、二次元的なアートに早変わりしました。今までモノを捉える側のカメラが、今度は自身が捉えられる側へ変身した瞬間です。
『DISASSEMBLY』by Maison Carnot
【出典】https://vimeo.com/145272370
【Maison Carnot氏ホームページ】http://maisoncarnot.com
執筆:CREM編集部(矢島智広)

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