不可能は言う「私はできる」『I M POSSIBLE (2014)』
※本連載ではご紹介する海外クリエイター様に許可を頂いて執筆をいたしております。
連載:海外映像作品の旅
本連載では、海外クリエイターの映像作品を中心にご紹介します。面白い作品から、不思議な作品、感動する作品をピックアップしGIFアニメーションを用いてご紹介します。クリエイターの創作哲学や作られた背景に触れる旅をご一緒しましょう。
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”Nothing is impossible, the word itself says “I’m possible”
銀幕のヒロイン、オードリー・ヘップバーンの残した有名な言葉の一つです。これは『不可能なことは何もない。不可能という単語でさえ、「自分はできる」と言っている。』という意味で、言葉遊びの域を超えた彼女の卓越した発想が垣間見ることができます。
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今回ご紹介するのはPrasad Narse氏の『I M POSSIBLE (2014)』。ケガで身体を当時のように動かすことのできないプロバスケットボールプレーヤーの苦悩と葛藤を描いたCGアニメーション作品です。彼もまた、不可能を可能に変えようとしていました。
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白黒の写真に切り抜かれたのはコートを縦横無尽に駆け回ることのできた自分。過去の栄光を写した写真は無残にも地面に散ってゆきます。「もう一度コートでバスケットがしたい…」心の奥から湧く彼の感情が自然と手をバスケットボールに近づけていました。イマジネーションの世界で彼は自分に勝ち、もう一度バスケットをすることができるのでしょうか。
『I M POSSIBLE (2014)』from Prasad Narse
【出典】https://vimeo.com/136484073
【Prasad Narse氏ホームページ】http://cri8iveprasad.com
執筆:CREM編集部(矢島智広)

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