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第2回Fujiyoshi Brother’sから学ぶ 毎日がもっと楽しくなる10のレッスン【ココロをコドモに戻してくれる絵画アーティスト 】

   

第1回Fujiyoshi Brother'sから学ぶ 毎日がもっと楽しくなる10のレッスン【ココロをコドモに戻してくれる絵画アーティスト 】

ヴィヴィッドな色彩で動物や草花を描く、絵画アーティストのFujiyoshi Brother’s。おふたりの手によって力強く、時に繊細に表現される自然の美しさは、子供のころ動物園に行ったときのワクワク・ドキドキした気持ちをいつも思い起こさせてくれます。新しい生命の息吹に満ちあふれる4月−大人になった今を子供のように生きる、そんな楽しい毎日を送るためのヒントを全3回で連載します。
(執筆:CREM編集部 丸山亜由美)

クリエーター :Fujiyoshi Brother’s(フジヨシブラザーズ)

2000年に藤芳太一郎(兄)と藤芳幸太郎(弟)により結成されたアートユニット。
鮮烈な色彩とダイナミックなタッチで、すべての作品を合作で制作し、ライブペインティングや映画・舞台美術などの様々な分野でも活動している。また保育園や小学校などの特別講師として、アートの楽しさを広く伝え続けている。
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【第2回】Fujiyoshi Brother’sから学ぶ 毎日がもっと楽しくなる10のレッスン

  • 4:身近な先生を見つけよう
  • 5:打ち込めることを続けよう
  • 6:仲間を作ろう
  • 7:AREA TOKYOに行こう
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4:身近な先生を見つけよう

何を仕事にして生きてゆくか−これから就職する学生さんはもちろん、社会人になっても今の仕事をずっと続けてゆくかどうか、悩む人も多いはず。

ーー おふたりはどのようにして画家という選択をしたのでしょうか?

  

「父親が職人で、タイルを張ったり壁を塗ったりする左官業でした。小さい頃から現場に連れて行ってもらって、父の背中を見て。僕らの中で仕事とは、ものを作って喜んでもらうことだったんです。」

  

ーー 建築現場の足場をジャングルジムにして遊びながら、ボルトやナットをおもちゃにしてオブジェを作った少年時代。お父さんの影響で、ものを作ることが仕事だという信念が身体にしみ込んでいったそうですね。

  

「何を作るにしても基本になるのは、絵を描くこと。デザイン画やラフ画など、絵を描くのはやっぱり必要だなと。そのようにして描いていたらお互いどっぷりはまっていきました。」

  

ーー 自分のルーツはやはり育んでくれた両親。お父さん、お母さんの仕事や小さな頃から好きだったことには、自分の花を咲かせるワクワクの種が詰まっているのでしょうね。

 

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5:打ち込めることを続けよう

Fujiyoshi Brother’sのトレードマークとなっている”アニマルシリーズ”。このスタイルは6年ほど前から発表されていますが、それ以前の作風は今と少し違っていらっしゃったそうです。

「それまでは、抽象画から人物画、植物など…色々描いてきました。その時のサボテンや人物は今もシリーズの中に登場します。」

  

ーー アニマルシリーズが確立するきっかけとなった展示は、なんと全長が100mとのこと!

  

「高さが140㎝、幅が100mの大きな作品で。タイトルはパノラマアイランド、1年半から2年半位かけて制作しました。」

  

ーー おふたりが想像する”訪れてみたい理想の島”をテーマに、動物や植物のドリームチームが描かれている大作として話題になりました。

  

「とにかく100mもあるので、自分たちの好きなものを全部描こう!と。そこに登場しているキリンやヌー、ラクダなどの動物に絞ってみようと発展させたのがアニマルシリーズなんです。」

  

ーー 最初はギャラリーに入る幅ギリギリの40mほどの作品だったそうですが、夢中になって描いていたら全然スペースが足らず、完成した時には超大作になっていたとのこと。心から情熱を注げることに集中すれば自然と楽しくなってゆくんですね。

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6:仲間を作ろう

Fujiyoshi Brother’sが結成されたのは2000年。100mのパノラマアイランドを制作するあたりから合作がメインになっていきました。

「その頃からお互いのニュアンスや好み、バランス感覚が分かってやりやすくなりました。面白いことに、ラインや色味など持っているものがそれぞれ違うんですよ。」

  

ーー ご兄弟でも感性や持ち味が違うが故に、最初は衝突することも多かったそうです。アーティストの兄弟ゲンカは、キャンパスでの戦い!

  

「気に入らないなーと思ったら、相手が寝ている間に描いたところを白く塗りつぶして、その上から描いたりとか(笑)」

  

ーー 今ではすっかり気の置けないチームになった藤芳兄弟。幸太郎さんからみたら、お兄さんはどんな特徴があるのでしょうか?

  

「細かく細かく、描き込んでゆくことに没頭するタイプです。そこまでやるかー!という、僕にはあまりない感覚です(笑)」

  

ーー 緻密で繊細な太一郎さん、弟さんはいかがでしょう?

  

「色彩感覚がすごいんですよ、色の組み合わせは絶妙な感覚で持ってくるなと。そういう時はやるな、さすがやな、と思います。」

  

ーー 色味の好みも違うそうで…同じテーマを描くために20色の絵の具を選ぶとしたら、15色くらいが一緒で、残りの5色が違うくらいの差異なんだとか。

  

「例えば、オレンジの中にも何色もあるわけで。明るい色を使うか、黄色がかったものを使うのか、そういう細かいところの好みですね。」

  

ーー Fujiyoshi Brother’sを結成した際に、一緒に仕上げる中でどちらかが気に入らない作品は世の中に出さない、それは塗りつぶされても仕方がないという約束事を作ったそうです。1人ではできなかったこともチームになれば達成できる−おふたりにとって、1番のチームメイトは家族であるご兄弟だったんですね。

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7:AREA TOKYOに行こう

外苑前駅から歩いて5分−お洒落なレストランやショップが立ち並ぶ住宅街に、おふたりの作品が手に取れるインテリアショップ”AREA TOKYO”があります。お部屋に飾れる絵画はもちろん、アニマルシリーズをモチーフとしたファイルや携帯ケースなどの雑貨、インテリアグッズも展開しています。

「原画の作品がクッションやブランケットなどのインテリアファブリックのデザインとして使われる楽しさがあって、少しクセがあって個性的なものを作ってゆきたいです。」

  

ーー 原画の迫力がそのままプリントされた鮮やかなクッションを並べれば、ワンダーランドに舞い降りた気分に。プロダクトになるモチーフはどうやって決めていらっしゃるのでしょう?

  

「描かれる動物達はどう選ぶか、ルールは特に決めていないんです。自分たちの好きなものを書くのが基本で、2人で打ち合わせをして決めています。」

  

ーー オーダーも受けているので、お客様のご要望を聞いて絵画を描くこともあるそうです。おふたりの”好き”が詰まっている作品に囲まれると、きっと楽しさの魔法にかかれることでしょう!

  

【関連リンク】

AREA TOKYO:(http://www.area-japan.co.jp/)
areatokyo

AREA公式サイトより

Fujiyoshi Brother’s HAPPY ANIMALS
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Fujiyoshi Brother’s HAPPY ANIMALS

(執筆:CREM編集部 丸山亜由美)

クリエーター :Fujiyoshi Brother’s(フジヨシブラザーズ)

2000年に藤芳太一郎(兄)と藤芳幸太郎(弟)により結成されたアートユニット。
鮮烈な色彩とダイナミックなタッチで、すべての作品を合作で制作し、ライブペインティングや映画・舞台美術などの様々な分野でも活動している。
また保育園や小学校などの特別講師として、アートの楽しさを広く伝え続けている。
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第1回Fujiyoshi Brother'sから学ぶ 毎日がもっと楽しくなる10のレッスン【ココロをコドモに戻してくれる絵画アーティスト 】

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