そこはかとなく好奇心を刺激するクリエイターの秘密基地。

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ファンクに魅せられた大型新人サックスプレイヤー、朝岡 周とは。-Motion Blue公演を決めた、自己プロモーション力に迫る-

   

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 ポップス音楽の世界と違い、どのようなプレイヤーがどのような活動をしているのかが、私たちの目に触れる機会の少ない「ジャズ」。今回は洗足音楽大学4年生の新人サックスプレイヤー、朝岡周さんを取材しました。大学1年時から積極的に自己プロモーション活動に勤しみ、ついに大学在学中にして2016年3月にモーションブルー横浜での公演を控える朝岡さん。一体どんな方なのか。彼の人間性、音楽性に迫ります。

サックスプレイヤー 朝岡 周(アーティスト/作曲・編曲家)

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12歳よりSaxophoneを始め、幼少より親しんできたクラシック音楽に加えTower of Power、Incognito、Candy dulferといったアーティストに触れ大きな影響を受ける。
第20回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞並び兵庫県教育委員会賞受賞、第15回さくらぴあ新人コンクール第2位、前田音楽奨励賞受賞、前田記念音楽奨学金受賞、洗足学園音楽大学特別選抜生認定。
サックスを平野公祟、ジャズを多田誠司、土岐英史の各氏に師事。
2015年1月22日より初シングル[smiler]をiTunesにて配信を開始し、iTunes Jazz Chartで第1位を獲得。
関東を始め、関西、東北、中国地方でも演奏活動を行い、クラシック・ジャズ・ファンク・R&Bなど様々な音楽の興奮を超える音楽を日々探求する。
自由かつ正統なクロスオーバーに向かって。

朝岡 周 Official WEBサイト:http://www.asaoka-shu.com
Facebook:https://www.facebook.com/shu.sax.dance
YouTube「朝岡 周」:https://www.youtube.com/channel/UCu3VsuMU3qA9fAumWtpUqsw
Blog:http://ameblo.jp/asaoka-shu/

イベント情報

“Showtime” リリース記念LIVE

リリース情報

朝岡 周
『Showtime』

2015年12月25日(金)発売
価格:2000円(税込価格)
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01. Smiler
02. Lazy days
03. Splash
04. Lily
05. Uptown funk
※配送での販売(HPへのお問い合わせフォームをご利用ください)、もしくは[朝岡 周:jazz.sax.shu@gmail.com]への直接のご連絡が可能です。

『Smiler』(iTunes配信)

2015年1月22日(木)発売
価格:各曲200円(税込価格)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
01. Smiler
02. Shooting star
※現在は配信を終了しています。

“一般大学に行って、「あぁ音大行けばよかった」って後悔はしたくないって思って”

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ーー音楽を志そうと思ったきっかけはなんでしょうか?

朝岡:きっかけは、そもそも僕音楽を志そうと思ったのが遅くて、高校三年生でいよいよ進路出さなきゃって時に、サックスをやる上で一番後悔しない道を選ばなきゃダメだなって思って。もちろん私大に行ってジャズ研入ってっていう選択もあったんだけど、そもそも当時サックスの技術が全然なくて。ただの吹奏楽上がりだったので。でもやるんだったらちゃんとやりたいと思って。一般大学に行って、「あぁ音大行けばよかった」って思いたくないから、親に頭下げて、「一番後悔しない道へ行かせてください。」って言って、先生に弟子入りしたのが音楽志したきっかけですね。

ーー音大へ入学しようと思う前の段階からジャズが大好きだったんですね?

朝岡:もう完全にルーツはジャズですね。ジャズとかファンクが大好きで、ずうっと中学生の頃からそれを聞いて、別に練習してたわけではないんですけど。いつかこんなのやりたいなって思ったり、ライブにもよく行ったりしていて。なんかもうエネルギーがすごいんですよね。ああいう人達のライブの。なんかその、音楽観とかそういうものじゃなくて、単純に興奮しちゃうから。こういう理由で素晴らしい、とかそういう理屈抜きで、「こんなにファンタスティックな空間があるんだな」ってめちゃくちゃ感動して。これが本当に自分のやりたかったことだったんだなって今改めて思います。

ーーそうしたジャズやファンク要素の強い楽曲が好きというのは親が聞いてた影響とかではなく…?

朝岡:全然。親はクラシックが大好きだったので。最初に聞き始めたのはなんだったかな…。Michael Jacksonかな。Michaelの音楽を聴いてかっこいいなって思うようになって、他のアーティストの曲も聞くようになりましたね。

ーーそれでは音大を選ぶときも、ジャズ科があるようなところで行こうと?

朝岡:それは全然意識していなかったですね。ジャズ科に入ろうとは思っていなくて。まずサックスのルーツがクラシックというのがあって。木管と金管の中間に位置するような楽器をという目的でブラスバンドのために作られた楽器なんですよ。クラシックを勉強してからジャズへ移行するアーティストも多いですし、精神的に鍛える上でもクラシックを勉強しようって思って。僕の先生もジャズとクラシック両方やるような方だから、そういうのも相まって。先生も理解してくれましたしね。

ーー先ほど弟子入りの話が出てきましたが、それは音大の先生とは別に、他の先生に師事するということですか?

朝岡:音大に入る上で、まずどの先生に就くかが一番重要で。どの大学に行くかが重要ってわけではないんですよ。先生が教えているところを受験するみたいな。僕の場合は高3からだったので、ギリギリではあったんですけど、なんとか平野先生に弟子入りさせてもらって。残りの一年間でなんとかやりましたね。それまでピアノも引いたことなかったしソルフェージュだってやったことなかったので。

ーープロになろうと思ったきっかけはなんでしょうか?

朝岡:音大入ろうと思った時点で、やるんだったら絶対プロ以外ないって感じですね。

ーーどのような練習をしていたのですか?

朝岡:練習はひたすらスケールをやっていましたね。ずぅぅぅぅっと(笑)。テンポを50から2くらいずつ上げていって150までみたいな。楽器が体になじまないといけないので。

“「成功するか失敗するかだから、やるんだったら本気でやらないと。背水の陣だと思え。」って先生からも言われてましたしね。”

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ーー朝岡さんの学生時代を追って見たときに、他の音楽業界志望の方に比べて自己プロモーション力が高いような印象を受けます。

朝岡:仕事は自分で取ってくるしかないんですよね。で、目立ちたがり屋なので(笑)。そんな性格も相まってだと思います。音大入って進路を考えるのでは遅いと先生から言われていましたし。「成功するか失敗するかなので、やるんだったら本気でやらないと。背水の陣だと思え。」ってね。だからその危機感でひたすらやっていました。やらなきゃやばい。いつでも遅いって思っていましたね。でもどうやったらいいかっていうノウハウもないから本当ギリギリでした。

ーー具体的にはこの四年間どのような活動をされていましたか?

朝岡:実際に活動し始めたのは3,4年の頃からなんですよ。それこそ1,2年のころは手筈もわからないし、誰に会いに行けばいいかもわからなかったので。それでも僕は本当に先輩に恵まれたなと思っていて。同じ音大の先輩ミュージシャンの方のツテとか、知り合いがライブするぞっていうときに、そこのイベンターさんを紹介してもらったりとか、そういうことをやっていましたね。挨拶回りじゃないけれど。音源持って、自分がどういうものであるのかっていうのを知ってもらおうと思って。で、その中の一人二人からようやく、実際に活動するチャンスがもらえたりって感じです。あとコンクールとか受けてましたね。何者でもない自分に何らかの肩書きが欲しくて。そんな時に神戸の国際コンクールで1位をもらえたりしたのは、とても大きなことだったと思います。

ーー楽曲制作も3,4年から?

朝岡:3年からですね。それも好きなアーティストのコード進行を参考にしたりとか、基本的には自己流で(笑)。本とか読めないんですよ(笑)。

ーージャズを作曲する上で難しい点はありますか?

朝岡:クラシックとジャズって全然違くて。クラシックで禁則とされてることがジャズでは往々として行われてたりするので。普段大学で学ぶものは本当基本にするくらいで作曲しなければいけなくて。

ーーやはりジャズは経験値が大切ということでしょうか?

朝岡:そうですね。たくさんのプレイヤーの演奏を聴いて、「ここでこんなやり方しても変じゃないんだ!」とかそういう勉強の仕方をするのが大切なんじゃないかなと思っています。だからとんでもない曲作って、演奏メンバーに「これ何(笑)?」なんて言われながら活動しています(笑)。

ーーiTunesでも曲を出されましたよね?

朝岡:あれは完全に右も左も分からない状態で出して、たまたまiTunes Jazz Chartで1位をいただいて、本当に嬉しかったんですけど。とりあえず出すことが大切だと思って。「これが今の自分です。ゴメンなさい(笑)」って感じで。でも何か始めることが大切だと思うんですよね。

ーーこの度制作された自主CDの内容についてお聞きしたいのですが。

朝岡:CDは今できる事を全て詰め込みました。それと自分が聴きたい音楽を作りました。僕が演奏したいものじゃなくて、聴きたいと思うもの。やっぱり音楽聴いてて、世のアーティストにはいろんな役割があると思っていて。神秘的な音楽をやる人がいたりとか、考えさせられるような音楽をやる人がいたりとか。僕が聴きたいと思う音楽は、聴いててハッピーになれる音楽なんですよね。聴くことで今日も1日頑張ろうと思えるとか、きっとみんなもどこかでそういう音楽を求めてると思う。もちろんその日の気分で変わってくるところはあると思うけど、基本的に僕は元気になれる曲を聴きたいから、そんな音楽を届けられるようにこだわりました。

ーー今後は朝岡さんが影響を受けたような、IncognitoやTower of Powerのような楽器の量や音の厚みといった部分は目指していきたいと?

朝岡:そうですね。音の充実感はもっと増していきたいです。バンドで一丸となって演奏できるような音楽制作をしていきたいし、総合エンターテイメントみたいなものを目指したい。

ーー朝岡さんの周りで、朝岡さんのように自己プロモーション活動をされる方はいらっしゃいますか?

朝岡:僕はあまり知らないですね。ただ僕が知らないだけで、やっている方はやっていると思いますよ。それに周りの人に対する危機感は常に持っていましたね。今後はもっとウェブを使ってプロモーションもしたいと思っていて。現代の社会に置いてネットなしでのプロモーションってありえないですよね。HP以外にもFacebookとかTwitterで人間的な面白みをどんどん発信していきたい。音楽面については「ついでにこの人サックス吹くんだ!」程度で十分かもしれないと思っています(笑)。あんまりアーティストっぽさを押し出されても「えっ」って思うし(笑)。そういう一面はSNSが求めているものとはまた違うような気がして。

“もっと僕にしか出来ない最高のエンターテイメントショーを作り上げたい”

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ーー最近のポップス音楽でも、アシッドジャズやファンクをルーツに抱えるアーティストが増えてきてますよね。

朝岡:それは僕もすごく感じています。歴史は繰り返すじゃないですけど、やっぱり今は70、80年代のネオソウルとかネオディスコのような音楽が人気になっていて。ちょっと前まではEDMとかの打ち込み系が流行っていましたけど、今ではだいぶ飽きられて、逆にインストを用いた楽曲に注目が集まっているという話を良く耳にしますしね。「やっぱ生演奏いいな」みたいな。だから今の世の中の音楽の流れは、僕が目指している音楽性にかなり一致しているなって思っていて、それは結構嬉しいことですね。結局生音で踊りたいんですよ(笑)。

ーー音楽の現場が、昔のようにスタジオからライブ会場、クラブに移り始めていますよね。

朝岡:そうですね。みんな興奮したり踊ったりしたいんだと思います。

ーー将来的にはポップスのバックミュージシャンのような仕事もやってみたいと思われますか?

朝岡:お仕事をいただけるのならどこにだって飛んでいきますよ(笑)。

ーーところでモーション・ブルー・ヨコハマでの公演が決まりましたね!

朝岡:モーション・ブルー・ヨコハマでのライブは本当に全身全霊をかけて臨みたいと思っています。もう僕の憧れなんです! もちろんそこで終わりだとは思っていなですが、大学1年生の頃から「モーション・ブルー・ヨコハマでのワンマンライブを絶対にやるぞ」っていう目標のもとにやってきたので。モーション・ブルー・ヨコハマってライブの感想用紙みたいなものがあるんだけど、そこに感想じゃなくて、「朝岡周と言います。サックスをやっていて…HPをご覧ください」みたいなことを書いたりしてたんですよ(笑)。何にも連絡来なかったんですけど(笑)。ただ本当に僕の目標だったので、必ずハッピーなステージにできると思います。ゲストとして参加してくださる土岐英史さんは日本を代表するサックス奏者なんです。もうひとり決まっているゲストで、ニッキージョンソンという方は、ソウルフルな歌声で聴く者の心を鷲掴みにする若手の歌い手で。恐れ多いお二人に参加していただけるので最高にかっこいい演奏になると思っています。

ーー最後に今後の目標など聞かせてください!

朝岡:もっと、もちろんオリジナル楽曲で、サックス以外にもボイスパフォーマンスとか、他の音楽的要素、シンセサイザー等のエレクトリックなコンテンツを使って、エンターテイメントショーを作り上げたいですね。ソロの公演もやっていきたいけれど、ゆくゆくはダンサーがいたり、ボーカルがいたり。Incognitoとかのスタイルもそうなんですけど、もっと僕にしかできない、もうちょっと違う何かがあるんじゃないかと思っていて。いろんな偉人アーティストの要素を取り込みながら自分なりのオリジナリティーを見つけて、最高のエンターテイメントショーをできるようなアーティストになっていきたです。映像とのコラボだったり、エンターテイメント性の溢れるPVも作りたいと思っています。

執筆:CREM編集部 高橋深

サックスプレイヤー 朝岡 周(アーティスト/作曲・編曲家)

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12歳よりSaxophoneを始め、幼少より親しんできたクラシック音楽に加えTower of Power、Incognito、Candy dulferといったアーティストに触れ大きな影響を受ける。
第20回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞並び兵庫県教育委員会賞受賞、第15回さくらぴあ新人コンクール第2位、前田音楽奨励賞受賞、前田記念音楽奨学金受賞、洗足学園音楽大学特別選抜生認定。
サックスを平野公祟、ジャズを多田誠司、土岐英史の各氏に師事。
2015年1月22日より初シングル[smiler]をiTunesにて配信を開始し、iTunes Jazz Chartで第1位を獲得。
関東を始め、関西、東北、中国地方でも演奏活動を行い、クラシック・ジャズ・ファンク・R&Bなど様々な音楽の興奮を超える音楽を日々探求する。
自由かつ正統なクロスオーバーに向かって。

朝岡 周 Official WEBサイト:http://www.asaoka-shu.com
Facebook:https://www.facebook.com/shu.sax.dance
YouTube「朝岡 周」:https://www.youtube.com/channel/UCu3VsuMU3qA9fAumWtpUqsw
Blog:http://ameblo.jp/asaoka-shu/

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